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リキッドステーキングとは

リキッドステーキングとは、暗号資産をステーキングしながら、流動性のある代替トークンを受け取れる仕組みです。資金のロックを解消します。

リキッドステーキング(Liquid Staking) とは、暗号資産をステーキング(預け入れ)してネットワーク報酬を得ながら、その預け入れ資産に対応する流動性トークン(LST: Liquid Staking Token)を受け取れる仕組みです。従来のステーキングでは資金がロックされましたが、LSTを使えばDeFiでの運用も同時に行えます。

リキッドステーキングの仕組み

従来のステーキング:
ETHを預け入れ → ロック(引き出せない)
→ ステーキング報酬を受け取る
→ 他の運用はできない

リキッドステーキング:
ETHを預け入れ → stETH(代替トークン)を受け取る
→ ステーキング報酬を受け取りつつ
→ stETHをDeFiで運用できる(二重の収益)

例:
1 ETH をLidoに預ける
→ 1 stETH を受け取る
→ ETHはステーキングされ報酬を獲得
→ stETHはDeFiで貸出・担保利用が可能

主なリキッドステーキングプロトコル

プロトコル トークン 対象チェーン 特徴
Lido stETH Ethereum 最大のLST、リベース型
Rocket Pool rETH Ethereum 分散型バリデーター
Coinbase cbETH Ethereum 中央集権的だが簡便
Frax Finance sfrxETH Ethereum 2種類のトークン設計
Jito JitoSOL Solana MEV報酬も分配
Marinade mSOL Solana Solana最大のLST

リベース型とリワード型

種類 仕組み
リベース型 トークン数が自動増加 stETH(1 stETH → 1.05 stETH)
リワード型 トークンの価値が上昇 rETH(1 rETH の価値が増加)
リベース型(stETH):
1 stETH を保有
→ 報酬分だけstETHの残高が自動増加
→ 1.001 stETH → 1.002 stETH → ...

リワード型(rETH):
1 rETH を保有
→ 1 rETHの対ETH交換レートが上昇
→ 1 rETH = 1.001 ETH → 1.002 ETH → ...
→ トークン数は変わらない

リキッドステーキングのメリット

メリット 説明
流動性の維持 ステーキング中でも資産を活用できる
DeFi収益の重ね取り ステーキング報酬 + DeFi利回り
少額から参加可能 ETHのステーキング(通常32ETH必要)に少額から参加
引き出しの柔軟性 LSTを市場で売却すれば即座に換金
バリデーター運用不要 技術的な管理が不要

LSTのDeFi活用例

活用 説明
担保利用 AaveなどでstETHを担保にUSDCを借入
流動性提供 stETH/ETHプールに流動性を提供
レバレッジステーキング stETHを担保にETHを借り、再度ステーキング
イールドファーミング LSTを使ったファーミング戦略
レバレッジステーキングの例:
1. 10 ETHをLidoに預けて10 stETHを受取
2. stETHをAaveに担保として預入
3. 7 ETHを借入
4. 7 ETHを再びLidoに預けて7 stETHを受取
5. さらにstETHを担保に...
→ ステーキング報酬がレバレッジ倍率で増加
→ ただしstETH/ETHの価格乖離リスクも増大

リキッドステーキングのリスク

リスク 説明
スマートコントラクトリスク プロトコルのバグやハッキング
デペグリスク LSTの価格が原資産から乖離
スラッシングリスク バリデーターの不正行為で資産が没収
中央集権化リスク 特定プロトコルへの集中(Lidoのシェア)
規制リスク ステーキングサービスへの規制

デペグリスクとは

通常: 1 stETH ≈ 1 ETH

デペグが発生するケース:
・市場のパニック時にstETHが大量売却
・2022年6月: stETHが一時0.93 ETHまで下落
  (FTX/3AC危機の影響)

原因:
・stETH → ETHの即時交換は流動性に依存
・大量売却で価格が乖離
・レバレッジポジションの連鎖清算

対策:
・LSTの保有比率を分散
・レバレッジを控えめに
・デペグ時は逆にチャンスの場合も

リキッドステーキングの市場規模

指標 数値(概算)
Lido TVL 約300億ドル以上
stETHの流通量 約900万 ETH以上
ETH全体のステーキング率 約28%
うちリキッドステーキング比率 約35%

Welvioでの活用

Welvioで暗号資産ポートフォリオを管理する際、リキッドステーキングのポジションとDeFi運用を含めた総合的な利回り管理に活用できます。

作成日: 2026/03/29(情報は記事作成時点のものです)