騰落レシオ(Advance/Decline Ratio) とは、一定期間の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った比率で、市場全体の過熱感や底値感を判断するための指標です。
騰落レシオの計算式
騰落レシオ(%) = 値上がり銘柄数の合計 ÷ 値下がり銘柄数の合計 × 100
一般的には 25日間 の合計で計算します。
計算例
過去25日間の合計:
値上がり銘柄数合計: 28,000銘柄
値下がり銘柄数合計: 22,000銘柄
騰落レシオ = 28,000 ÷ 22,000 × 100 = 127.3%
騰落レシオの目安
| 水準 | 判断 | 意味 |
|---|---|---|
| 130%以上 | 過熱圏 | 買われすぎ→調整の可能性 |
| 120〜130% | やや過熱 | 注意が必要 |
| 80〜120% | 中立圏 | 通常の状態 |
| 70〜80% | やや低迷 | 反発の可能性 |
| 70%以下 | 底値圏 | 売られすぎ→反発期待 |
騰落レシオの特徴
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| 市場全体の温度感 | 指数の動きだけでは見えない市場の広がりがわかる |
| 逆張り指標 | 極端な値は反転のシグナルになりやすい |
| 先行性 | 株価指数より先に天井・底を示すことがある |
他の指標との併用
| 組み合わせ | 活用法 |
|---|---|
| 騰落レシオ + RSI | 両方が過熱圏なら調整リスクが高い |
| 騰落レシオ + 出来高 | 出来高急増 + 過熱圏なら天井シグナル |
| 騰落レシオ + 信用倍率 | 信用買い残増加 + 過熱圏なら注意 |
| 騰落レシオ + 移動平均 | 株価が移動平均から大きく乖離 + 過熱圏なら反転の可能性 |
注意点
- 騰落レシオだけで売買判断をしない(他の指標と併用する)
- 強い上昇トレンド時は過熱圏が長期間続くこともある
- 算出期間(25日・10日・5日)によって感度が変わる
- 銘柄の「数」で計算するため、大型株の動きは反映しにくい
Welvioでの活用
Welvioで市場全体の動向を把握し、騰落レシオを参考に投資タイミングの判断に活用してください。