厚生年金 とは、会社員や公務員が加入する公的年金制度です。国民年金(基礎年金)に上乗せされる形で支給され、老後の収入の大きな柱となります。
厚生年金の仕組み
厚生年金加入者が受け取る年金:
= 国民年金(基礎年金) + 厚生年金(報酬比例部分)
例: 月額22万円の内訳
国民年金: 約6.8万円
厚生年金: 約15.2万円
厚生年金の加入条件
| 条件 |
内容 |
| 勤務先 |
厚生年金適用事業所 |
| 労働時間 |
週20時間以上 |
| 雇用期間 |
2ヶ月以上見込み |
| 賃金 |
月額8.8万円以上 |
| 学生 |
原則対象外 |
厚生年金の保険料
保険料率: 18.3%(労使折半で9.15%ずつ)
例: 月収30万円の場合
30万円 × 18.3% = 54,900円
本人負担: 27,450円
会社負担: 27,450円
厚生年金の受給額の目安
| 平均年収 |
加入期間 |
年金額(年) |
| 300万円 |
40年 |
約66万円 |
| 400万円 |
40年 |
約88万円 |
| 500万円 |
40年 |
約110万円 |
| 600万円 |
40年 |
約132万円 |
※基礎年金(約82万円)は別途加算
厚生年金の計算式
厚生年金(報酬比例部分)
= 平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 加入月数
簡易計算:
≒ 平均年収 × 加入年数 × 0.55%
例: 平均年収500万円、40年加入
500万円 × 40年 × 0.55% ≒ 110万円/年
厚生年金と国民年金の比較
| 項目 |
厚生年金 |
国民年金のみ |
| 対象者 |
会社員・公務員 |
自営業・専業主婦等 |
| 保険料負担 |
労使折半 |
全額自己負担 |
| 年金額(満額) |
約15万円/月 |
約6.8万円/月 |
| 遺族年金 |
手厚い |
基本的 |
| 障害年金 |
手厚い |
基本的 |
厚生年金を増やす方法
| 方法 |
効果 |
| 長く働く |
加入期間が増えて年金増 |
| 収入を増やす |
報酬比例部分が増加 |
| 繰下げ受給 |
1年で8.4%増、最大84%増 |
| 配偶者も働く |
世帯の年金総額が増加 |
在職老齢年金
働きながら年金を受け取る場合の制限:
65歳以上の場合:
年金 + 給与が月50万円を超えると年金が減額
例: 年金月15万円、給与月40万円
→ 合計55万円
→ 超過分5万円の半分(2.5万円)が年金から減額
→ 実際の年金は12.5万円
厚生年金の注意点
| 注意点 |
説明 |
| 保険料上限 |
月65万円(標準報酬月額)が上限 |
| 遺族年金 |
配偶者や子に支給される |
| 離婚時の分割 |
婚姻期間の厚生年金は分割可能 |
| 転職時 |
継続して加入期間に算入 |
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