インフォメーションレシオ(Information Ratio) とは、ベンチマークを上回るリターン(アルファ)を、ベンチマークからの乖離(トラッキングエラー)で割った指標です。
インフォメーションレシオの計算
インフォメーションレシオ = アクティブリターン ÷ トラッキングエラー
- アクティブリターン = ポートフォリオのリターン - ベンチマークのリターン
- トラッキングエラー = アクティブリターンの標準偏差
計算例
ポートフォリオのリターン: 12%
ベンチマークのリターン: 10%
トラッキングエラー: 4%
インフォメーションレシオ = (12% - 10%) ÷ 4% = 0.5
インフォメーションレシオの目安
| インフォメーションレシオ |
評価 |
| 0.75以上 |
優秀なアクティブ運用 |
| 0.5〜0.75 |
良好 |
| 0.25〜0.5 |
普通 |
| 0.25未満 |
アクティブ運用の効果薄い |
他の指標との比較
| 指標 |
分子 |
分母 |
用途 |
| インフォメーションレシオ |
アルファ |
トラッキングエラー |
アクティブ運用評価 |
| シャープレシオ |
超過リターン |
標準偏差 |
総合的なリスク調整 |
| トレイナーレシオ |
超過リターン |
ベータ |
市場リスク評価 |
なぜ重要か
| 理由 |
説明 |
| 手数料の正当化 |
アクティブ運用は手数料が高い |
| 運用スキルの測定 |
偶然ではなく実力かを判断 |
| ファンド比較 |
異なる戦略のファンドを比較可能 |
活用場面
- アクティブファンドの選定
- ファンドマネージャーの評価
- パッシブ運用との比較判断
注意点
- 短期間のデータでは信頼性が低い
- ベンチマークの選択が結果に影響
- 高いIRでも絶対リターンがマイナスの可能性あり
Welvioでの活用
Welvioでアクティブファンドを保有している場合、インフォメーションレシオを参考に、手数料に見合った運用がされているか評価できます。