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マーケットブレッドとは

マーケットブレッドとは、市場全体の上昇・下落銘柄の広がりを分析する指標群のことです。

マーケットブレッド(Market Breadth) とは、市場全体において上昇している銘柄と下落している銘柄の広がりを測定・分析する指標群の総称です。株価指数だけでは見えない市場の内部状態を把握するために用いられます。

代表的なマーケットブレッド指標

指標 計算方法 見方
騰落レシオ 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 × 100 120%超で過熱、70%以下で売られすぎ
ADライン(騰落線) 値上がり銘柄数 − 値下がり銘柄数の累積 指数と乖離すると相場転換のサイン
新高値・新安値比率 新高値銘柄数 − 新安値銘柄数 プラスで強気、マイナスで弱気
マクレランオシレーター 騰落銘柄数の短期・長期EMAの差 ゼロ超で強気、ゼロ割れで弱気
アームズ指数(TRIN) (値上がり銘柄数/値下がり銘柄数) ÷ (値上がり出来高/値下がり出来高) 1未満で強気、1超で弱気

マーケットブレッドの活用場面

場面 分析方法
トレンドの確認 株価指数の上昇とADラインの上昇が一致していれば、上昇トレンドは健全
ダイバージェンスの検出 指数が新高値をつけてもブレッド指標が伴わない場合、相場の天井が近い可能性
売られすぎ・買われすぎの判断 騰落レシオの極端な値で逆張りのタイミングを探る
相場の転換点の予測 複数のブレッド指標が同時に悪化した場合、相場の転換に注意

ダイバージェンスの例

株価指数:高値を更新 → さらに高値を更新
ADライン:高値を更新 → 前回高値を下回る(ダイバージェンス発生)
→ 相場の上昇基盤が弱まっている可能性

マーケットブレッドの注意点

注意点 説明
単独での判断は危険 他のテクニカル指標やファンダメンタルズと併用する
市場構造の影響 時価総額加重の指数では大型株の影響が大きく、ブレッドとの乖離が生じやすい
期間の選択 短期と長期で異なるシグナルが出ることがある

Welvioでの活用

ポートフォリオの見直し時にマーケットブレッド指標を参考にし、市場全体の健全性を確認したうえで投資判断を行ってください。

作成日: 2026/03/10(情報は記事作成時点のものです)