修正デュレーション とは、金利が1%変動した際に債券価格が何%変動するかを示す指標です。債券の金利リスクを測る重要な指標です。
計算式
修正デュレーション = マコーレー・デュレーション ÷ (1 + 利回り)
価格変動の計算
債券価格の変動率(%) ≒ −修正デュレーション × 金利変動(%)
具体例
| 修正デュレーション |
金利変動 |
価格変動 |
| 5年 |
+1% |
約-5% |
| 5年 |
-1% |
約+5% |
| 10年 |
+1% |
約-10% |
| 10年 |
-1% |
約+10% |
デュレーションの種類
| 種類 |
説明 |
| マコーレー・デュレーション |
平均回収期間(年) |
| 修正デュレーション |
金利感応度(%/1%金利変動) |
| 実効デュレーション |
繰上償還を考慮(MBS等で使用) |
債券タイプ別の目安
| 債券タイプ |
修正デュレーション |
| 短期債(1-3年) |
1〜3年 |
| 中期債(3-7年) |
3〜7年 |
| 長期債(7-10年) |
7〜10年 |
| 超長期債(20年以上) |
15〜25年 |
| ゼロクーポン債 |
残存年数とほぼ同じ |
デュレーションに影響する要因
| 要因 |
デュレーションへの影響 |
| 残存期間が長い |
大きくなる |
| クーポンが低い |
大きくなる |
| 利回りが低い |
大きくなる |
投資への活用
| 金利見通し |
戦略 |
| 金利上昇予想 |
デュレーション短縮 |
| 金利低下予想 |
デュレーション延長 |
| 不透明 |
中程度のデュレーション |
ポートフォリオでの活用
ポートフォリオのデュレーション = Σ(各債券のデュレーション × 構成比率)
注意点
| 限界 |
説明 |
| 線形近似 |
大きな金利変動では誤差が出る |
| コンベクシティ |
大きな変動にはコンベクシティも考慮 |
| 信用リスク |
デュレーションは金利リスクのみ |
Welvioでの活用
Welvioで債券ファンドのデュレーションを把握し、金利変動リスクを管理したポートフォリオ構築ができます。