MMF(Money Market Fund、マネー・マーケット・ファンド) とは、国債や短期社債、コマーシャルペーパー(CP)などの短期金融商品で運用する投資信託です。元本の安全性と高い流動性が特徴で、銀行預金に近い感覚で利用されます。
MMFの基本
運用対象:
・短期国債(T-Bill)
・コマーシャルペーパー(CP)
・CD(譲渡性預金)
・レポ取引
・短期社債
特徴:
・基準価額は1口=1ドル(米国)を維持
・元本割れリスクは極めて低い
・いつでも換金可能
MMFの種類
| 種類 |
運用対象 |
リスク |
| 政府系MMF |
国債・政府機関債のみ |
最も低い |
| プライムMMF |
CP・社債も含む |
やや高い |
| 免税MMF |
地方債中心 |
低い |
MMFの利回り
金利環境と利回りの関係:
政策金利が高い時(例: 5%):
→ MMFの利回りも約4〜5%
→ 魅力的な運用先になる
政策金利が低い時(例: 0%):
→ MMFの利回りもほぼ0%
→ 銀行預金と大差なし
→ MMFの利回りは短期金利に連動
米国MMFの規模
| 時期 |
残高 |
| 2020年(ゼロ金利) |
約4兆ドル |
| 2023年(高金利) |
約6兆ドル |
日本のMMFと類似商品
| 商品 |
説明 |
| MMF |
日本では2016年以降ほぼ消滅(マイナス金利のため) |
| MRF |
証券口座の預り金を自動運用 |
| 外貨建てMMF |
米ドル建て等で日本からも購入可能 |
外貨建てMMFの活用
米ドルMMFの例:
利回り: 約4〜5%(高金利時)
購入: 日本の証券会社で可能
用途: 米国株の待機資金の運用
メリット:
・ドル建てで利息がつく
・株を買うまでの待機資金に最適
・いつでもドル建てで換金可能
デメリット:
・為替リスクがある
・円高になると円換算で損失
MMFの活用場面
| 場面 |
活用法 |
| 待機資金 |
投資先を決めるまでの一時置き場 |
| 緊急資金 |
すぐに換金できる資金の置き場 |
| 金利が高い時 |
安全に利回りを確保 |
| ポートフォリオの一部 |
現金ポジションの代替 |
MMFの注意点
| 注意点 |
説明 |
| インフレリスク |
インフレ率を下回る利回りの可能性 |
| 金利低下時 |
利回りが大幅に低下 |
| 元本保証ではない |
極めて稀だが元本割れの可能性 |
| 為替リスク |
外貨建てMMFは為替変動の影響 |
Welvioでの活用
Welvioで外貨建てMMFや短期運用の選択肢を確認し、待機資金の効率的な運用を検討できます。