機会費用(Opportunity Cost) とは、ある選択をした結果、放棄した他の選択肢から得られたはずの最大の利益のことです。
機会費用の考え方
機会費用 = 選ばなかった選択肢のうち、最も価値が高いものの利益
投資における具体例
| 選択 |
リターン |
機会費用 |
| 銀行預金に100万円 |
年0.1%(1,000円) |
株式投資していれば得られた年5%(5万円) |
| A株に投資 |
年3% |
B株に投資していれば得られた年8% |
| 現金で保有 |
0% |
インフレ率2%分の購買力低下 |
日常生活の機会費用
| 場面 |
選択 |
機会費用 |
| 時間の使い方 |
残業する |
その時間で副業や自己投資ができた |
| 住宅購入 |
持ち家を購入 |
頭金を投資に回していた場合のリターン |
| 教育 |
大学進学 |
4年間働いていた場合の収入 |
投資判断での活用
| 判断 |
機会費用の観点 |
| 現金比率が高すぎる |
インフレで実質目減り+投資リターンの逸失 |
| 含み損の塩漬け |
より有望な銘柄への乗り換え機会の喪失 |
| 低利回り商品に固執 |
同リスクでより高利回りの代替商品がある |
| 過度な分散投資 |
確信度の高い銘柄への集中機会の喪失 |
機会費用を意識するポイント
- 「何もしない」にもコストがある :現金保有もインフレにより実質目減りする
- 埋没費用と区別する :過去に支払ったコスト(埋没費用)は将来の判断に影響させない
- 定量化して比較する :感覚ではなく数値で選択肢を比較する
注意点
- 機会費用はあくまで「仮定の利益」であり、実際に得られた保証はない
- 結果論で判断するのではなく、意思決定時点での合理性が重要
- すべての機会費用を計算するのは不可能なので、主要な選択肢に絞って比較する
Welvioでの活用
Welvioで保有資産のリターンを確認し、他の投資先との比較で機会費用を意識した資産運用を心がけてください。