元本割れ とは、投資した金額(元本)を下回る状態のことです。株式や投資信託などリスク資産では発生する可能性があり、投資の基本的なリスクです。
元本割れの例
例: 100万円を投資信託に投資
元本割れの状態:
現在の評価額が80万円 → 20万円の元本割れ
元本割れしていない状態:
現在の評価額が120万円 → 20万円のプラス
元本割れが起こる商品・起こらない商品
| 商品 |
元本割れ |
備考 |
| 普通預金 |
なし |
預金保険の対象 |
| 定期預金 |
なし |
預金保険の対象 |
| 個人向け国債 |
なし |
国が元本を保証 |
| 投資信託 |
あり |
基準価額が変動 |
| 株式 |
あり |
株価が変動 |
| ETF |
あり |
市場価格が変動 |
| 外貨預金 |
あり |
為替変動で元本割れ |
元本割れの原因
| 原因 |
内容 |
| 株価下落 |
市場全体や個別銘柄の下落 |
| 為替変動 |
円高による外貨建て資産の目減り |
| 金利上昇 |
債券価格の下落 |
| 信用リスク |
発行体の経営悪化 |
| 手数料 |
購入時手数料や信託報酬による目減り |
元本割れへの対策
| 対策 |
内容 |
| 分散投資 |
複数の資産に分散してリスク軽減 |
| 長期投資 |
短期の変動を乗り越える |
| 積立投資 |
ドルコスト平均法で購入単価を平準化 |
| リスク許容度の把握 |
無理のない投資額で運用 |
| 余裕資金で投資 |
生活費は元本保証商品に |
元本割れと長期投資の関係
過去のデータ(世界株式):
- 1年間保有: 元本割れの確率 約30%
- 5年間保有: 元本割れの確率 約15%
- 10年間保有: 元本割れの確率 約5%
- 20年間保有: 元本割れの確率 ほぼ0%
長期保有で元本割れリスクは大きく低下
元本割れ時の心構え
| 心構え |
内容 |
| 慌てて売らない |
短期の下落で損失を確定しない |
| 投資方針を守る |
事前に決めたルールに従う |
| 追加投資のチャンス |
安い時に買い増す考え方 |
| 長期視点を持つ |
過去の暴落も時間とともに回復 |
元本割れと確定損失の違い
| 状態 |
内容 |
| 含み損(評価損) |
保有中で売却していない損失 |
| 確定損失(実現損) |
売却して確定した損失 |
含み損の段階では、将来回復する可能性がある。
Welvioでの活用
Welvioで保有資産の評価損益を確認し、元本割れの状況を把握できます。長期的な資産推移を見ることで、一時的な下落に惑わされない投資判断ができます。