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PTS取引とは

PTS取引とは、証券取引所を介さずに株式を売買できる私設取引システムでの取引で、夜間や取引所の営業時間外にも取引可能です。

PTS取引(Proprietary Trading System) とは、証券取引所を通さずに、私設取引システム(PTS)を利用して株式などの有価証券を売買する取引です。日本語では「私設取引システム」 と呼ばれます。

基本的な仕組み

通常の取引:
投資家 → 証券会社 → 証券取引所(東証など) → 約定

PTS取引:
投資家 → 証券会社 → PTS運営会社 → 約定

日本の主なPTS

PTS名 運営会社 特徴
ジャパンネクスト証券 SBIグループ 日本最大の PTS、デイセッション・ナイトセッション
大阪デジタルエクスチェンジ(ODX) SBI・三井住友FG 等 2022年開業

PTS取引の取引時間

セッション 時間帯(目安) 特徴
デイタイムセッション 8:20〜16:30 東証の取引時間と重複
ナイトタイムセッション 16:30〜23:59 東証閉場後の夜間取引

※取引時間は PTS や証券会社によって異なります。

PTS取引のメリット

メリット 説明
夜間取引が可能 東証の閉場後にも売買できる
決算発表への即時対応 夜間の決算発表を受けてすぐに取引できる
取引時間の拡大 日中に取引できない個人投資家に有利
有利な価格での約定 東証より有利な気配値で約定する場合がある
SOR注文 複数市場から最良価格を自動選択する注文方法が利用可能

PTS取引のデメリット

デメリット 説明
流動性が低い 東証と比べて取引量が少なく、注文が成立しにくい
スプレッドが広い 売値と買値の差が大きくなりやすい
値動きが荒い 参加者が少なく、価格が飛びやすい
対象銘柄の制限 すべての銘柄が取引できるわけではない
対応証券会社が限定的 PTS取引に対応していない証券会社がある

PTS取引と東証取引の比較

項目 東証 PTS
取引時間 9:00〜15:30 8:20〜23:59(PTS による)
流動性 高い 低い
注文方法 多様 限定的(指値中心)
値幅制限 あり 東証と同じ基準価格を採用
呼値 東証の規定 PTS 独自(より細かい場合がある)
信用取引 可能 一部対応

SOR(Smart Order Routing)

項目 説明
SOR とは 複数の市場から最良の価格を自動的に選択して発注する仕組み
メリット 東証と PTS の両方から最も有利な価格で約定できる
対応証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券など主要ネット証券
注意点 SOR を有効にしないとデフォルトで東証のみに発注される場合がある

PTS取引を活用する場面

場面 活用方法
決算発表後 好決算・悪決算に夜間で即座に対応
海外市場の影響 海外市場の急変動を受けて夜間に対応
日中に取引できない場合 仕事終わりの夜間に売買
有利な価格を探す SOR 注文で最良価格を自動選択

Welvioでの活用

Welvioで保有銘柄の決算発表スケジュールを確認し、PTS のナイトセッションを活用して決算発表直後に対応することを検討できます。夜間取引では流動性が低いため、指値注文を活用しましょう。

作成日: 2026/03/18(情報は記事作成時点のものです)