公的年金 とは、国が運営する年金制度のことです。日本では国民年金(基礎年金)と厚生年金の2階建て構造になっており、老後の生活を支える基盤となります。
日本の年金制度の構造
3階: 企業年金・iDeCo(任意)
2階: 厚生年金(会社員・公務員)
1階: 国民年金(全国民共通)
公的年金の種類
| 種類 |
対象者 |
保険料 |
| 国民年金 |
20〜60歳の全員 |
月額約17,000円 |
| 厚生年金 |
会社員・公務員 |
給与の約18%(労使折半) |
年金受給額の目安
| 世帯タイプ |
月額(目安) |
| 夫婦(会社員+専業主婦) |
約22万円 |
| 夫婦(共働き) |
約28万円 |
| 単身(会社員40年) |
約15万円 |
| 単身(自営業40年) |
約6.5万円 |
年金の受給開始年齢
| 年齢 |
増減率 |
| 60歳(繰上げ) |
-24%(最大) |
| 65歳(標準) |
±0% |
| 70歳(繰下げ) |
+42% |
| 75歳(繰下げ) |
+84%(最大) |
年金額の計算式
国民年金(老齢基礎年金)
満額: 約82万円/年(2024年度)
実際の受給額 = 満額 × (納付月数 ÷ 480ヶ月)
例: 30年間(360ヶ月)納付した場合
82万円 × (360 ÷ 480) = 約62万円/年
厚生年金の目安
厚生年金(報酬比例部分)≒ 平均年収 × 加入年数 × 0.55%
例: 平均年収500万円、40年間加入
500万円 × 40年 × 0.55% = 110万円/年
基礎年金82万円 + 厚生年金110万円 = 約192万円/年
年金を増やす方法
| 方法 |
効果 |
| 繰下げ受給 |
1年繰り下げで8.4%増 |
| 厚生年金に長く加入 |
加入期間に比例して増加 |
| 収入を増やす |
厚生年金の報酬比例部分が増加 |
| 付加年金に加入 |
月400円で将来の年金増 |
| iDeCoに加入 |
3階部分を自分で作る |
年金の受給要件
| 要件 |
内容 |
| 受給資格期間 |
10年以上の加入 |
| 受給開始年齢 |
原則65歳から |
| 繰上げ |
60歳から可能(減額あり) |
| 繰下げ |
75歳まで可能(増額あり) |
年金に関する注意点
| 注意点 |
説明 |
| 年金だけでは不足 |
老後資金の自助努力が必要 |
| 物価スライド |
インフレで実質価値が変動 |
| マクロ経済スライド |
年金額の伸びが抑制される |
| 税金がかかる |
年金も課税対象 |
年金の確認方法
| 方法 |
内容 |
| ねんきんネット |
オンラインで記録確認 |
| ねんきん定期便 |
毎年届くハガキ |
| 年金事務所 |
直接相談 |
Welvioでの活用
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