リバースモーゲージ(Reverse Mortgage) とは、自宅(不動産)を担保にして金融機関からお金を借り、毎月または一括で生活資金を受け取る制度です。通常の住宅ローンとは逆に、住みながら資金を受け取り、死亡後に自宅を売却して返済します。「逆抵当融資」とも呼ばれます。
リバースモーゲージの仕組み
通常の住宅ローン:
お金を借りて家を買う → 毎月返済 → 完済で家が自分のものに
リバースモーゲージ:
自宅を担保に入れる → 毎月(または一括)でお金を受け取る
→ 死亡後に家を売却 → 借入残高を返済
→ 余剰があれば相続人へ
主な特徴
| 項目 |
内容 |
| 対象者 |
一定年齢以上(多くは60歳以上) |
| 担保 |
持ち家(原則として一戸建て・マンションは利用不可のケースも) |
| 受取方法 |
毎月の年金型・一括型・枠内引出型 |
| 返済 |
存命中は利息のみ、元本は死亡時に一括返済 |
| 融資限度額 |
不動産評価額の5〜8割程度 |
| 金利 |
変動金利が多い |
種類と提供機関
| 種類 |
提供機関 |
特徴 |
| 民間リバースモーゲージ |
銀行・信用金庫など |
都市部の高額不動産向け |
| 社会福祉協議会のリバースモーゲージ(不動産担保型生活資金) |
社会福祉協議会 |
低所得高齢者向け |
メリットとデメリット
メリット
| メリット |
説明 |
| 自宅に住み続けられる |
担保にしても退去不要 |
| 老後資金を確保できる |
貯蓄が少なくても生活費を補える |
| 毎月の返済がない |
元本返済は死亡後 |
| 年金の補完 |
公的年金だけでは不足する分をカバー |
デメリット
| デメリット |
説明 |
| 不動産価格下落リスク |
担保割れが起きると追加担保や繰り上げ返済を求められる |
| 金利上昇リスク |
変動金利のため利息負担が増える可能性 |
| 相続人への影響 |
子供が自宅を相続できなくなる |
| 長生きリスク |
融資限度額まで使い果たす可能性がある |
| 物件の制限 |
対象不動産の条件が厳しいことがある |
リースバックとの違い
| 比較項目 |
リバースモーゲージ |
リースバック |
| 所有権 |
本人のまま(担保) |
売却(所有権移転) |
| 居住 |
住み続けられる |
家賃を払って住み続ける |
| 死亡後 |
自宅売却で返済 |
すでに売却済み |
| 相続 |
残余があれば相続可 |
相続財産にならない |
Welvioでの活用
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