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リスクバジェットとは

リスクバジェットとは、ポートフォリオ全体のリスクを各資産クラスや銘柄に配分する運用管理の手法です。

リスクバジェット(Risk Budget / リスク配分) とは、ポートフォリオ全体で許容するリスク量を「予算」として設定し、各資産や戦略に配分する運用管理手法です。

リスクバジェットの基本概念

項目 内容
定義 ポートフォリオのリスクを各構成要素に配分すること
目的 リスクの取り方を最適化し、効率的なリターンを目指す
単位 標準偏差やVaR(バリュー・アット・リスク)で表現

金額配分とリスク配分の違い

【金額配分】
株式: 60% / 債券: 40%

【リスク配分(リスクバジェット)】
ポートフォリオ全体のリスク(標準偏差): 10%

株式のリスク寄与: 9.0%(全体の90%)
債券のリスク寄与: 1.0%(全体の10%)

→ 金額は60:40でも、リスクは90:10
→ 実質的に株式がリスクのほとんどを占めている

リスクバジェットのメリット

メリット 説明
リスクの可視化 どの資産がリスクを取っているか明確になる
効率的な配分 リスク当たりのリターンを最大化
分散効果の把握 相関を考慮したリスク管理
規律ある運用 リスク上限を超えない管理が可能

リスクバジェットの手順

1. ポートフォリオ全体のリスク許容度を設定
   例: 年率標準偏差10%以内

2. 各資産クラスのリスク(標準偏差)を推定
   例: 株式20%、債券5%

3. 資産間の相関を考慮

4. 各資産のリスク寄与を計算

5. 目標のリスク配分になるよう金額配分を調整

リスクパリティとの関係

手法 リスク配分 特徴
伝統的配分(60/40) 株式に偏る シンプルだがリスクが偏る
リスクパリティ 均等に配分 各資産のリスク寄与を等しくする
リスクバジェット 任意に配分 目的に応じて柔軟に設定

リスクバジェットの計算例

資産 金額配分 リスク リスク寄与 リスク配分
国内株式 25% 18% 4.0% 40%
外国株式 25% 20% 4.5% 45%
国内債券 30% 3% 0.8% 8%
外国債券 20% 8% 0.7% 7%
合計 100% - 10.0% 100%

※ リスク寄与は資産間の相関を考慮した値であり、「金額配分 × 個別リスク」の単純な掛け算とは一致しません

注意点

  • リスクの推定値は過去データに基づくため、将来のリスクと一致するとは限らない
  • 資産間の相関は市場環境によって変動する
  • 定期的なリバランスが必要
  • 個人投資家にはシンプルな金額配分の方が実践しやすい場合もある

Welvioでの活用

Welvioでポートフォリオの各資産のリスク寄与を把握し、リスクが特定の資産に偏りすぎていないか定期的に確認しましょう。

作成日: 2026/02/19(情報は記事作成時点のものです)