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証券貸借とは

証券貸借とは、機関投資家が保有する株式や債券を一時的に借り手に貸し出し、貸借料を受け取る取引です。空売りの原株調達に不可欠です。

証券貸借(Securities Lending) とは、株式や債券の保有者が、一定の貸借料を受け取って証券を一時的に借り手に貸し出す取引です。借り手は主に空売りのための株式調達や決済の円滑化に利用します。

証券貸借の基本

貸し手(例: 年金基金):
長期保有の株式を貸し出す
→ 貸借料を受け取る(追加収入)

借り手(例: ヘッジファンド):
株式を借りて空売り
→ 株価下落後に買い戻して返却
→ 差額が利益

流れ:
貸し手 → 株式を貸出 → 借り手
貸し手 ← 担保+貸借料 ← 借り手
      ← 株式を返却 ←

個人投資家の貸株サービス

項目 内容
サービス名 貸株サービス(証券会社提供)
貸株料率 年率0.1〜10%以上(銘柄により異なる)
受取方法 毎月の貸株料として入金
解約 いつでも返却を要求可能

貸株料率の違い

銘柄の特徴 料率 理由
大型・流動性高い 0.1〜0.5% 借り手が多くなくても供給豊富
人気空売り銘柄 1〜5% 借り手が多く需要旺盛
品薄銘柄 5〜15%以上 供給が少なく需給逼迫

貸株サービスのメリット

メリット 説明
追加収入 保有しているだけで貸株料を受け取れる
保有継続 株式を売却せずに収入を得られる
手軽さ 証券会社の画面で簡単に設定

貸株サービスのデメリット

デメリット 説明
配当金の扱い 「配当金相当額」として受け取り(税制が異なる場合)
株主優待 権利確定日に自動返却設定が必要
信用リスク 証券会社の破綻リスク
投資家保護対象外 投資者保護基金の対象外となる場合

貸株と配当金の注意点

通常の配当:
配当所得(申告分離課税可)

貸株中の配当金相当額:
雑所得扱いの場合がある
→ 税率が変わる可能性

対策:
・権利確定日前に自動返却設定
→ 通常の配当金として受け取り
→ 多くの証券会社が自動設定に対応

証券貸借と空売り

関係 説明
空売りに必要 空売りは借りた株を売る行為
逆日歩 株が不足すると借りるコストが高騰
貸借銘柄 証券貸借の対象となる銘柄
規制 空売り規制で貸借市場にも影響

証券貸借の注意点

注意点 説明
配当・優待の取り扱い 権利確定日の設定を確認
証券会社の信用 信頼できる証券会社を選ぶ
貸株料の変動 料率は随時変動する
NISA口座 NISA口座の株式は貸株できない

Welvioでの活用

Welvioで保有銘柄の貸株料率を確認し、長期保有株の追加収入源として貸株サービスの活用を検討できます。

作成日: 2026/02/10(情報は記事作成時点のものです)