ターゲットデートファンド(Target Date Fund) とは、退職時期などの目標年に向けて資産配分を自動調整する投資信託です。「ターゲットイヤーファンド」とも呼ばれます。
ターゲットデートファンドの仕組み
| 時期 |
資産配分 |
特徴 |
| 目標まで長い |
株式比率高め |
リスクを取って成長を追求 |
| 目標が近づく |
株式↓債券↑ |
徐々にリスクを低減 |
| 目標到達後 |
債券比率高め |
安定運用で資産を守る |
グライドパス(資産配分の推移)
例: 2050年ターゲットのファンド
2025年(25年前): 株式80% / 債券20%
2035年(15年前): 株式65% / 債券35%
2045年(5年前): 株式50% / 債券50%
2050年(目標年): 株式40% / 債券60%
2060年(10年後): 株式30% / 債券70%
ターゲットデートファンドのメリット
| メリット |
説明 |
| 自動リバランス |
資産配分を自動調整 |
| シンプル |
目標年を選ぶだけ |
| 分散投資 |
複数資産に分散 |
| 手間いらず |
放置でOK |
ターゲットデートファンドのデメリット
| デメリット |
説明 |
| 信託報酬が高め |
自分で組むより高い |
| 画一的 |
個人の状況に最適化されない |
| 柔軟性がない |
資産配分を変えられない |
主なターゲットデートファンド(日本)
| ファンド名 |
運用会社 |
信託報酬 |
| DCニッセイターゲットデートファンド |
ニッセイ |
0.22%程度 |
| 三菱UFJターゲットイヤーファンド |
三菱UFJ |
0.24%程度 |
| フィデリティ・ターゲット・デート |
フィデリティ |
0.38%程度 |
米国のターゲットデートファンド
| ファンド名 |
運用会社 |
特徴 |
| Vanguard Target Retirement |
バンガード |
低コスト |
| Fidelity Freedom |
フィデリティ |
豊富な選択肢 |
| T. Rowe Price Retirement |
T. Rowe Price |
アクティブ運用 |
ターゲットデートファンドの選び方
| ポイント |
確認事項 |
| 目標年 |
退職予定年に近いものを選ぶ |
| 信託報酬 |
低コストを選ぶ |
| グライドパス |
資産配分の推移を確認 |
| 投資対象 |
国内外の株式・債券の内訳 |
バランスファンドとの違い
| 項目 |
ターゲットデートファンド |
バランスファンド |
| 資産配分 |
時間とともに変化 |
固定 |
| 目的 |
退職に向けた運用 |
一定リスクの維持 |
| 適した人 |
長期で放置したい人 |
自分で配分を決めたい人 |
iDeCoでの活用
ターゲットデートファンドはiDeCoでよく利用されます。
| メリット |
説明 |
| 長期運用に最適 |
退職まで運用する制度と相性が良い |
| 手間がかからない |
リバランス不要 |
| 選択が簡単 |
退職年を選ぶだけ |
Welvioでの活用
Welvioでターゲットデートファンドを登録し、退職に向けた資産形成の進捗を追跡できます。