WELVIO史上最強の資産管理アプリ
ログイン

タイムディケイとは

タイムディケイとは、オプションの時間的価値が時間の経過とともに減少する現象です。オプションの買い手に不利、売り手に有利に作用します。

タイムディケイ(Time Decay、時間的価値の減少) とは、オプションのプレミアム(価格)のうち時間的価値が、満期日に向けて減少していく現象です。オプションの買い手にとって不利に、売り手にとって有利に作用します。

タイムディケイの基本

オプション価格 = 本質的価値 + 時間的価値

本質的価値: 今すぐ行使した場合の利益
時間的価値: 今後の値動きへの期待分

時間の経過:
→ 時間的価値が減少(タイムディケイ)
→ 満期日にはゼロになる

タイムディケイのイメージ

残存期間 時間的価値(例) 減少ペース
90日 100円 ゆっくり
60日 82円 ゆっくり
30日 58円 加速し始める
14日 38円 速い
7日 25円 とても速い
1日 8円 急速
満期日 0円 -

タイムディケイの特徴

時間的価値の減少は一定ではない:
→ 残存期間が長い → ゆっくり減少
→ 残存期間が短い → 急速に減少

数学的には:
時間的価値 ∝ √残存日数

90日の時間的価値 ≒ √90 ÷ √180 × 初期値
→ 残存期間が半分になっても
  時間的価値は約70%残る(30%減少)

シータ(Θ)との関係

項目 説明
シータの意味 1日あたりの時間的価値の減少額
買い手 シータはマイナス(毎日損失)
売り手 シータはプラス(毎日利益)
ATMオプション シータが最も大きい
OTMオプション シータは小さい

タイムディケイと戦略

戦略 タイムディケイの影響
オプション買い 不利(時間とともに価値減少)
オプション売り 有利(時間とともに利益増加)
ストラドル買い 不利(早めの動きが必要)
カバードコール 有利(受け取ったプレミアムが減少)

買い手と売り手の対策

買い手の対策:
・残存期間が長いオプションを選ぶ
・早めの利益確定・損切り
・ITMオプション(時間的価値の割合が小さい)
・満期直前の購入を避ける

売り手の対策:
・残存30〜45日のオプションを売る
  (タイムディケイ加速の恩恵を受ける)
・ATM付近を売る(シータが最大)

タイムディケイの注意点

注意点 説明
週末効果 市場が閉じていてもタイムディケイは進む
決算前 IVの上昇がタイムディケイを相殺することも
加速する減少 満期が近づくほど急速に減少
戦略への影響 買い手は時間との戦い

Welvioでの活用

Welvioでオプション取引を検討する際、タイムディケイの影響を理解して適切な残存期間の選択や戦略立案の参考にできます。

作成日: 2026/02/10(情報は記事作成時点のものです)