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10代からのお金の基礎知識|高校生・大学生が知っておきたい資産形成入門

10代の高校生・大学生向けにお金の基礎知識と資産形成の始め方を解説。18歳からの新NISA活用法、複利の力、2027年開始のこどもNISAまで、10代のうちに知っておきたいお金の知識を網羅します。

10代高校生大学生初心者向け新NISAこどもNISA
公開: 2026/02/14

10代からお金を学ぶ最大のメリット

10代でお金の知識を身につけることは、人生全体の資産形成に大きな差をつけます。投資の世界で最も強力な武器は 「時間」 であり、10代はその時間を最も多く持っています。

早く始めるほど複利の力が活きる

複利とは、投資で得た利益を再投資することで「利益が利益を生む」仕組みです。

投資開始年齢 65歳までの期間 月1万円積立の想定資産(年利5%)
18歳 47年 約2,450万円
22歳 43年 約1,960万円
30歳 35年 約1,140万円
40歳 25年 約600万円

18歳から月1万円を積み立てるだけで、40歳から始めた場合の 約4倍 の資産になります。これが時間と複利の力です。

2022年から高校で金融教育が必修に

2022年4月から、高校の家庭科で 金融教育が必修化 されました。株式・債券・投資信託の基本や、生涯を見通した資産計画について学ぶ機会が増えています。

学校で学ぶ知識をさらに深め、実践に活かすことで、同世代に大きな差をつけられます。

まず知っておきたいお金の基礎

お金の3つの使い方

使い方 説明
消費 日常生活に必要な支出 食費、通学費、教科書
浪費 なくても困らない支出 衝動買い、使わないサブスク
投資 将来の自分のための支出 積立投資、書籍、資格取得

10代のうちから「このお金は消費?浪費?投資?」と意識するだけで、お金の使い方が変わります。

投資の基本用語

用語 意味
株式 企業の所有権の一部。値上がり益や配当金を得られる
投資信託 多くの投資家のお金をまとめてプロが運用する商品。1本で分散投資できる
インデックスファンド 日経平均やS&P500などの指数に連動する投資信託。低コストで人気
複利 利益を再投資して「利益が利益を生む」仕組み
分散投資 複数の資産に分けて投資し、リスクを減らす方法
NISA 投資の利益が非課税になる国の制度

年齢別にできること

10代は年齢によってできることが異なります。2022年4月に成年年齢が 20歳から18歳に引き下げ られたことで、18歳から大きく選択肢が広がりました。

15歳未満|親と一緒にお金を学ぶ

できること 詳細
親が未成年口座を開設 親権者が取引主体となり、子ども名義の口座で運用可能
お小遣い管理 収支を記録し、「貯める習慣」を身につける
金融リテラシーを磨く 本やYouTubeでお金の知識を学ぶ

15〜17歳|自分で取引を始められる

できること 詳細
未成年口座で取引 親権者の同意・口座があれば、本人も取引主体に
アルバイト収入で貯蓄 高校生の平均バイト月収は約4.5万円。一部を貯蓄に回す習慣を
新NISAは利用不可 18歳未満は新NISAの口座を開設できない

18〜19歳|成人として自由に投資できる

できること 詳細
自分で証券口座を開設 親の同意不要。スマホで最短即日開設
新NISAを利用 つみたて投資枠で非課税投資をスタート
クレジットカード作成 クレカ積立でポイントを貯めながら投資も可能

18歳になったら新NISAを始めよう

18歳以上なら 新NISA を活用できます。投資で得た利益に税金がかからない国の制度で、10代から始めれば非課税メリットを最大限に活かせます。

新NISAの基本スペック

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資上限 120万円 240万円
非課税保有限度額 合計1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで)
非課税期間 無期限
対象商品 金融庁が選定した投資信託 上場株式・投資信託など

10代〜20代前半は つみたて投資枠 だけで十分です。

10代におすすめの始め方

ステップ1:証券口座を開設する

証券会社 特徴
SBI証券 投資信託の品揃え豊富、Vポイントが貯まる
楽天証券 楽天ポイントで投資可能、アプリが使いやすい
マネックス証券 dポイントが貯まる、米国株に強い

スマホで完結できる証券会社がおすすめです。

ステップ2:投資信託を1本選ぶ

ファンド名 信託報酬 特徴
eMAXIS Slim 全世界株式 0.05775% 世界中に分散投資。迷ったらこれ
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.08140% 米国の優良企業500社に投資

迷ったら「全世界株式」1本 でOKです。これ1本で世界中の約3,000銘柄に分散投資できます。

ステップ3:毎月の積立額を決める

状況 おすすめ積立額
高校生(18歳)バイト月収3万円以下 月1,000〜3,000円
高校生(18歳)バイト月収3万円以上 月3,000〜5,000円
大学生(仕送り+バイト) 月5,000〜1万円
大学生(バイト収入多め) 月1〜3万円

無理は禁物 です。生活費を削ってまで投資する必要はありません。まずは少額で「投資する習慣」をつけることが大切です。

10代の積立シミュレーション

月3,000円を18歳から積み立てた場合(年利5%想定):

年齢 積立元本 想定資産額
22歳(大学卒業時) 14.4万円 約15.9万円
30歳 43.2万円 約59.7万円
40歳 79.2万円 約141万円
50歳 115.2万円 約270万円
65歳 169.2万円 約735万円

月3,000円という少額でも、47年間続ければ 元本の4倍以上 に成長する可能性があります。

2027年開始予定の「こどもNISA」

2027年1月から こどもNISA が開始される予定です(令和8年度税制改正大綱に基づく)。

こどもNISAの概要

項目 内容
対象年齢 0歳〜17歳
利用可能な枠 つみたて投資枠のみ(投資信託に限定)
年間投資上限 60万円
非課税保有限度額 600万円
非課税期間 無期限
引き出し 12歳以降、子どもの同意を得て引き出し可能
18歳以降 成人NISAの1,800万円の枠に自動移行

2023年末でジュニアNISAが終了して以降、18歳未満の非課税投資制度には空白期間がありましたが、こどもNISAによって再び10代でも非課税で資産形成ができるようになります。

10代の投資で注意すべきこと

1. SNSの投資情報を鵜呑みにしない

SNSでは「○○万円儲かった!」という投稿が目立ちますが、 損失は投稿されにくい という偏りがあります。派手な成功談に惑わされず、地道な積立投資を続けましょう。

2. 投資詐欺に注意する

10代・20代を狙った投資詐欺が増えています。以下のようなケースは詐欺の可能性が高いです。

危険なサイン
「必ず儲かる」 投資に「絶対」はない
高額な情報商材 「この教材を買えば月100万円」
友人からの勧誘 マルチ商法の可能性
海外の無登録業者 金融庁に登録されていない業者は避ける

不審に感じたら、 金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」 で確認しましょう。

3. 生活費を投資に回さない

投資はあくまで 余裕資金 で行うものです。特に学生は、学費や教科書代など必要な支出を確保したうえで、余ったお金の一部を投資に回しましょう。

4. レバレッジ商品やFXには手を出さない

レバレッジ型の投資信託やFX(外国為替証拠金取引)は、大きな損失を被るリスクがあります。10代のうちは インデックスファンドの積立 に集中しましょう。

10代のうちにやっておくべき5つのこと

やること 理由
家計簿をつける お金の流れを「見える化」する第一歩
お金の本を読む 基礎知識は早く身につけるほど有利
証券口座を開設する(18歳〜) 口座を持つだけで投資へのハードルが下がる
少額でも投資を始める 「経験」は最大の学び。月1,000円からでOK
自分の「稼ぐ力」を高める スキルや資格は最も確実な「投資」

投資でお金を増やすことも大事ですが、10代で最も大切な投資は 自分自身への投資 です。勉強、スキル習得、経験など、将来の収入を増やすための自己投資を最優先にしましょう。

Welvioでの活用

Welvioを使えば、10代からの資産形成を可視化して管理できます。

少額の投資でも、資産の推移をグラフで確認することで成長を実感できます。「将来いくらになるか」をシミュレーションしながら、モチベーションを保って投資を続けられます。10代から始める資産形成の第一歩を、Welvioがサポートします。

※情報は記事作成時点のものです