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制度解説

iDeCo完全ガイド2026

個人型確定拠出年金(iDeCo)を徹底解説。掛金上限、節税効果の計算、おすすめ商品、新NISAとの使い分けまで、これを読めばiDeCoのすべてがわかります。

iDeCo制度解説節税初心者向け
公開: 2026/01/29

iDeCoとは

iDeCo(イデコ)は、個人型確定拠出年金 の愛称です。自分で掛金を拠出し、自分で運用商品を選んで老後資金を準備する私的年金制度です。

最大の特徴は3段階の税制優遇。掛金・運用益・受取時のすべてで税金が優遇される、国が用意した最強の節税制度です。

iDeCoの基本スペック

項目 内容
加入対象 20歳以上65歳未満の国民年金加入者
掛金下限 月5,000円(年6万円)
掛金上限 職業により異なる(下表参照)
運用商品 投資信託、定期預金、保険など
受取開始 60歳〜75歳の間で選択
引き出し 原則60歳まで不可

職業別の掛金上限

職業・属性 月額上限 年額上限
自営業・フリーランス 6.8万円 81.6万円
会社員(企業年金なし) 2.3万円 27.6万円
会社員(企業型DCのみ) 2.0万円 24.0万円
会社員(DB+企業型DC) 1.2万円 14.4万円
公務員 1.2万円 14.4万円
専業主婦・主夫 2.3万円 27.6万円

3つの税制優遇

1. 掛金が全額所得控除

iDeCoの掛金は 全額が所得控除 の対象。年末調整や確定申告で税金が戻ってきます。

節税額の目安 = 年間掛金 × (所得税率 + 住民税10%)
年収(会社員) 所得税率 月2.3万円拠出時の年間節税額
400万円 5% 約4.1万円
600万円 10% 約5.5万円
800万円 20% 約8.3万円
1,000万円 23% 約9.1万円

2. 運用益が非課税

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。iDeCoでは運用益がすべて非課税

例:30年間運用して500万円の利益が出た場合
通常の口座:500万円 × 20% = 100万円の税金
iDeCo:税金0円(まるまる手元に残る)

3. 受取時も税制優遇

60歳以降に受け取る際も優遇があります。

  • 一時金で受取:退職所得控除が適用
  • 年金で受取:公的年金等控除が適用

iDeCoのおすすめ商品

iDeCoで選べる商品は金融機関によって異なりますが、長期投資に適した低コストのインデックスファンドがおすすめです。

おすすめの運用商品

カテゴリ おすすめ商品例 信託報酬
全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式 0.05775%
先進国株式 たわらノーロード先進国株式 0.09889%
米国株式 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%
バランス型 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.143%

選び方のポイント

  1. 信託報酬は年0.2%以下 を目安に
  2. インデックスファンド を中心に
  3. 60歳まで時間があれば 株式中心 でOK

金融機関の選び方

iDeCoは金融機関によって商品ラインナップや手数料が異なります。

観点 おすすめ金融機関
商品ラインナップ SBI証券、楽天証券、マネックス証券
口座管理手数料 SBI証券、楽天証券(条件付きで無料)
サポート体制 銀行系(対面サポートあり)

注意:一度加入すると金融機関の変更は面倒(全商品を売却して移管)なので、最初から慎重に選びましょう。

新NISAとiDeCoの使い分け

観点 新NISA iDeCo
節税効果 運用益のみ非課税 掛金・運用益・受取すべて優遇
引き出し いつでも可能 60歳まで原則不可
年間上限 360万円 14.4〜81.6万円
向いている人 柔軟性重視 節税効果を最大化したい人

おすすめの優先順位

  1. iDeCoの上限まで拠出(節税効果が大きいため)
  2. 余裕があれば新NISAに投資
  3. さらに余裕があれば特定口座

iDeCoの注意点

1. 60歳まで引き出し不可

最大のデメリット。緊急時にも使えないため、生活防衛資金を確保してから始めましょう。

2. 手数料がかかる

  • 加入時手数料:2,829円(初回のみ)
  • 口座管理手数料:月171円〜(金融機関により異なる)

3. 転職時の手続き

転職すると企業型DCとの関係で手続きが必要になることがあります。

iDeCoの始め方

  1. 金融機関を選ぶ(ネット証券がおすすめ)
  2. 資料請求・申込書を入手
  3. 必要書類を記入・提出
  4. 審査完了後、運用開始(申込から1〜2ヶ月)

よくある質問

Q. 会社員でも加入できる?

はい、ほとんどの会社員が加入できます。企業型DCがある場合でも、多くのケースで併用可能です。

Q. 途中で掛金を変更できる?

はい、年1回変更可能です。減額・停止もできます。

Q. 転職したらどうなる?

iDeCoはそのまま継続できます。企業型DCがある会社に転職した場合は、併用または移換の手続きが必要です。

Welvioでの活用

WelvioでiDeCoの資産も一元管理できます。

  • iDeCoの運用状況を可視化
  • 新NISAや特定口座と合わせた総資産管理
  • 掛金による節税効果のシミュレーション

iDeCoを活用して、効率的な老後資金づくりを始めましょう。

※情報は記事作成時点のものです