CCI(Commodity Channel Index、商品チャンネル指数) とは、現在の価格が統計的な平均価格からどれだけ乖離しているかを示すオシレーター系テクニカル指標です。ドナルド・ランバートが開発しました。
CCIの計算式
CCI = (TP - SMA) ÷ (0.015 × MD)
TP(Typical Price)= (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3
SMA = TPの単純移動平均(通常20期間)
MD = 平均偏差
0.015 = 約70〜80%の値が±100に収まるように調整する定数
CCIの値の範囲と意味
| 値 |
判断 |
| +100以上 |
買われすぎ(売りシグナル) |
| 0 〜 +100 |
やや強気 |
| 0 〜 -100 |
やや弱気 |
| -100以下 |
売られすぎ(買いシグナル) |
CCIの特徴
上限・下限がない:
RSIやストキャスティクスと違い、
+200や-200など極端な値も表示される
約70〜80%の時間で-100〜+100に収まる
残り20〜30%が±100超え
CCIの基本的な使い方
| 活用法 |
説明 |
| 逆張り |
+100超えで売り、-100以下で買い |
| ゼロラインクロス |
0を上抜けで買い、下抜けで売り |
| トレンド判断 |
+100以上継続=強い上昇トレンド |
| ダイバージェンス |
価格と逆行で転換サイン |
トレンド相場でのCCI
強いトレンドでは:
上昇トレンド → CCI +100以上で推移
下降トレンド → CCI -100以下で推移
→ 買われすぎ圏での推移=トレンド継続
逆張りは危険
レンジ相場でのCCI
レンジ相場では:
+100超え → 売りシグナル(逆張り)
-100以下 → 買いシグナル(逆張り)
→ ±100を境界として逆張り戦略が有効
ダイバージェンス
| 種類 |
状況 |
意味 |
| 強気ダイバージェンス |
価格下落、CCI上昇 |
下降トレンド終了の兆候 |
| 弱気ダイバージェンス |
価格上昇、CCI下降 |
上昇トレンド終了の兆候 |
CCIの注意点
| 注意点 |
説明 |
| 相場環境の見極め |
トレンド/レンジで戦略が異なる |
| だましがある |
単独使用は避ける |
| 極端な値 |
±200超えは異常な相場 |
パラメータ設定
| 期間 |
特徴 |
| 14期間 |
短期、敏感に反応 |
| 20期間 |
標準設定、バランス良い |
| 40期間 |
長期、だまし少ない |
他の指標との組み合わせ
| 組み合わせ |
活用法 |
| 移動平均線 |
トレンド方向の確認 |
| RSI |
過熱感の二重確認 |
| ボリンジャーバンド |
バンドタッチとCCI同時確認 |
| 出来高 |
ブレイクアウトの確認 |
CCIの派生的な使い方
| 手法 |
説明 |
| ±200戦略 |
極端な乖離からの反転狙い |
| トレンドフォロー |
+100以上で買い継続 |
| ゼロライン戦略 |
0超えでポジション保有 |
Welvioでの活用
Welvioで保有銘柄のCCIを確認し、平均からの乖離度を測定して売買タイミングを判断できます。