外国税額控除 とは、外国で支払った税金を日本の税金から差し引くことで、二重課税を軽減する制度です。
二重課税の問題
外国株式の配当金は、現地と日本の両方で課税されます。
米国株の配当金: 100ドル
米国源泉税(10%): -10ドル
日本で受取: 90ドル
日本の税金(20.315%): -18ドル(90ドルに対して)
手取り: 約72ドル
外国税額控除の仕組み
確定申告で外国税額控除を申請すると、外国で支払った税金分を日本の税金から控除できます。
適用要件
- 確定申告が必要: 申告分離課税または総合課税を選択
- 控除限度額あり: 所得に応じた上限
- 証明書類: 外国税額の証明が必要
控除限度額
控除限度額 = 所得税額 ×(国外所得 ÷ 総所得)
控除しきれない分は、3年間繰り越せます。
注意点
| 注意点 | 説明 |
|---|---|
| NISA口座 | 外国税額控除は使えない |
| 手間 | 確定申告が必要 |
| 計算 | やや複雑 |
米国株投資家への影響
米国株の配当は10%の米国源泉税がかかるため、外国税額控除を活用しないと約28%の税負担になります。
Welvioでの活用
外国株式の配当金と源泉徴収額を記録し、確定申告時の外国税額控除申請に活用してください。