人的資本(Human Capital) とは、将来の労働収入を現在価値に割り引いた資産のことです。
人的資本の概念
人的資本 = 将来の労働収入の現在価値の合計
| 年齢 |
人的資本 |
金融資本 |
| 25歳 |
大 |
小 |
| 45歳 |
中 |
中 |
| 65歳 |
小〜0 |
大 |
若い頃は人的資本が大きく、年齢とともに金融資本に移行します。
人的資本の例
25歳、年収500万円、65歳まで働く場合:
人的資本 ≒ 500万円 × 40年 × 割引率 = 約1〜2億円
(割引率や昇給を考慮した概算)
資産配分への影響
| 考え方 |
説明 |
| 人的資本は「債券的」 |
安定した給与収入は債券のようなもの |
| 若い人は株式重視 |
人的資本があるため株式比率を高くできる |
| 退職者は債券重視 |
人的資本がないため金融資産で安定確保 |
トータルウェルスの視点
| 資産 |
内容 |
| 金融資本 |
株式、債券、預金など |
| 人的資本 |
将来の労働収入 |
| トータルウェルス |
金融資本 + 人的資本 |
トータルウェルスで考えると、資産配分の見方が変わります。
人的資本の特性による調整
| 職業 |
人的資本の特性 |
金融資産での対応 |
| 公務員 |
債券的(安定) |
株式比率を高めに |
| 会社員 |
やや債券的 |
バランス型 |
| 自営業 |
株式的(変動大) |
債券比率を高めに |
| 金融業 |
株式と相関高い |
非金融セクターで分散 |
人的資本のリスク
| リスク |
内容 |
| 失業リスク |
収入がなくなる可能性 |
| 健康リスク |
病気・怪我で働けなくなる |
| 業界リスク |
業界の衰退 |
| インフレリスク |
実質賃金の低下 |
人的資本を守る方法
| 方法 |
内容 |
| スキルアップ |
市場価値を高める |
| 副業 |
収入源の分散 |
| 保険 |
就業不能保険、生命保険 |
| 緊急資金 |
生活費6ヶ月〜1年分の現金 |
投資判断への活用
| 判断 |
考慮すべき点 |
| 若い人 |
人的資本が大きいためリスクを取れる |
| 中年 |
人的資本が減少、金融資本を増やす時期 |
| 退職後 |
人的資本がないため金融資産を守る |
Welvioでの活用
Welvioで金融資産を管理しながら、人的資本も含めた「トータルウェルス」の視点で資産配分を考えることで、より適切な投資判断ができます。